レバーは貧血の予防だけじゃない!!驚くべき健康効果と相性の良い食べ物も紹介

ちゃんパグ

レバーは鉄分が多いイメージがあるけど、その他にどんな効果があるんだろう?

鶏、豚、牛で違いはあるのかな?

ちゃん博士

栄養成分を比較して効果を確認していこう!

注意点も知っておいてくれ☆

本記事では、レバーの栄養成分と健康に及ぼす影響について詳しく紹介します。

レバーの栄養成分

鶏、豚、牛のレバー100gあたりの栄養成分は、以下のとおりです。

栄養素鶏レバー豚レバー牛レバー
エネルギー100kcal130kcal150kcal
たんぱく質18.9g20.8g21.2g
脂質3.1g10.8g16.2g
炭水化物0.6g0.6g0.6g
食物繊維0g0g0g
ビタミンA14,000μg13,000μg11,000μg
ビタミンB10.25mg0.24mg0.23mg
ビタミンB20.20mg0.21mg0.19mg
ビタミンB60.20mg0.22mg0.21mg
ビタミンB1210.3μg12.3μg11.3μg
葉酸240μg250μg240μg
10.6mg12.6mg11.6mg
亜鉛3.2mg3.6mg3.4mg

レバーは、ビタミンA、ビタミンB12、葉酸、鉄、亜鉛などの栄養素が豊富に含まれています。

  • ビタミンAは、目や皮膚の健康を保つ働きがあります。
  • ビタミンB12は、赤血球の生成や神経機能の維持に欠かせない栄養素です。
  • 葉酸は、胎児の正常な発育に欠かせない栄素です。
  • は、赤血球を作るのに必要な栄養素です。
  • 亜鉛は、免疫力や代謝を高める働きがあります。

ビタミンAビタミンB12葉酸亜鉛などの栄養素は、鶏、豚、牛のレバーに共通して含まれています。

鶏レバーは、豚レバーや牛レバーに比べて、脂質が少なく、カロリーが低いのが特徴です。

豚レバーは、鶏レバーや牛レバーに比べて、脂質が多く、カロリーが高いのが特徴です。また、ビタミンAや鉄の含有量も鶏レバーや牛レバーより多いです。

牛レバーは、鶏レバーや豚レバーに比べて、脂質が多く、カロリーが高いのが特徴です。また、ビタミンAや鉄の含有量も鶏レバーや豚レバーより多いです。

レバーの健康効果

レバーには、以下の健康効果が期待できます。

  • 貧血の予防・改善

レバーには、鉄分が豊富に含まれています。鉄は、赤血球のヘモグロビンに含まれ、全身に酸素を運ぶ重要な働きをしています。レバーを摂取することで、貧血の予防や改善に効果が期待できます。

  • 目の健康維持

レバーには、ビタミンAが豊富に含まれています。ビタミンAは、目の健康を保つ働きがあります。レバーを摂取することで、夜盲症や乾燥眼などの目のトラブルの予防に効果が期待できます。

  • 皮膚の健康維持

レバーには、ビタミンAが豊富に含まれています。ビタミンAは、皮膚の健康を保つ働きがあります。レバーを摂取することで、乾燥肌やシミ・シワなどの皮膚トラブルの予防に効果が期待できます。

  • 免疫力の向上

レバーには、亜鉛が豊富に含まれています。亜鉛は、免疫力を高める働きがあります。レバーを摂取することで、風邪やインフルエンザなどの感染症の予防に効果が期待できます。

  • 疲労回復

レバーには、ビタミンB12が豊富に含まれています。ビタミンB12は、エネルギー代謝に必要な栄養素です。レバーを摂取することで、疲労回復に効果が期待できます。

ただし、レバーは高カロリー・高脂肪の食品なので、食べ過ぎには注意が必要です。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によると、1日のレバーの摂取量の目安は、成人男性で70g、成人女性で50gです。

また、レバーには、ビタミンAの過剰摂取による中毒のリスクもあります。レバーを摂取する際は、1週間に2回程度に抑え、1回の摂取量は目安量を守るようにしましょう。

レバーの栄養を最大限活かすポイント

レバーの栄養を最大限活かすためには、以下のポイントを押さえましょう。

  • 新鮮なものを選ぶ

レバーは、鮮度が落ちると栄養価が低下します。レバーを購入する際は、色が鮮やかで、臭みが少ないものを選びましょう。

レバーの新鮮さを見分け方

レバーは、新鮮なものは鮮やかな赤色をしています。色がくすんでいたり、茶色っぽかったりしているものは、鮮度が落ちています。

  • 弾力

レバーは、新鮮なものはしっかりとした弾力があります。柔らかすぎるものや、硬すぎるものは、鮮度が落ちています。

  • 臭い

レバーは、新鮮なものは臭いがほとんどありません。臭いが強いものは、鮮度が落ちているか、腐敗している可能性があります。

また、レバーは、傷みやすい食材なので、購入後は早めに調理するようにしましょう。具体的には、購入後2〜3日以内に食べきるのがおすすめです。

  • 加熱しすぎない

レバーは、加熱しすぎるとビタミンAや鉄分などの栄養素が損なわれてしまいます。レバーを調理する際は、短時間で加熱するようにしましょう。

  • 脂身を取り除く

レバーには、脂身が多く含まれています。脂身を取り除くことで、カロリーや脂質の摂取量を抑えることができます。

  • 他の食材と組み合わせる

レバーは、独特の風味や臭みがあるため、他の食材と組み合わせて食べることで、食べやすくなります。レバーを炒め物や煮物などにして、野菜やきのこと一緒に食べるのがおすすめです。

レバーの栄養を高める相性の良い食材

レバーの栄養を高める相性の良い食材は、以下のとおりです。

  • ビタミンCを含む食材

レバーに含まれる鉄分は、ビタミンCと一緒に摂取することで吸収率がアップします。ビタミンCを含む食材としては、レモン、キウイ、オレンジ、ブロッコリー、パセリなどが挙げられます。

おすすめのレシピは「鶏レバーとほうれん草のソテー」です。

鶏レバーとほうれん草は、どちらもビタミンCを多く含む食材です。レバーをソテーし、ほうれん草を添えて食べることで、レバーの栄養を効率よく摂取することができます。

  • 亜鉛を含む食材

レバーに含まれるビタミンAは、亜鉛と一緒に摂取することで吸収率がアップします。亜鉛を含む食材としては、牡蠣、牛肉、赤身の魚、豆類などが挙げられます。

おすすめのレシピは「豚レバーの甘辛炒め」です。

豚レバーと牡蠣は、どちらも亜鉛を多く含む食材です。豚レバーを甘辛く炒め、牡蠣をトッピングして食べることで、レバーの栄養を効率よく摂取することができます。

  • 食物繊維を含む食材

レバーは、脂質やカロリーが高い食材です。食物繊維を含む食材と一緒に摂取することで、脂質やカロリーの吸収を抑えることができます。食物繊維を含む食材としては、ごぼう、きのこ、野菜類などが挙げられます。

おすすめのレシピは「牛レバーの煮物」です。

牛レバーとブロッコリーは、どちらも食物繊維を多く含む食材です。牛レバーを煮物にして、ブロッコリーを添えて食べることで、レバーの栄養を効率よく摂取することができます。

レバーは鶏、豚、牛どれが良い?

レバーの中で、鶏、豚、牛のどれが良いかは、それぞれの栄養素や好みによって異なります。

栄養素を重視するなら

栄養素を重視するなら、ビタミンAや鉄分などの栄養素が豊富に含まれている鶏レバーや豚レバーがおすすめです。

カロリーや脂質を抑えたいなら

カロリーや脂質を抑えたいなら、鶏レバーがおすすめです。

好みに合わせて選ぶ

また、好みに合わせて選ぶのも良いでしょう。鶏レバーは、クセや臭みが少なく、食べやすいのが特徴です。豚レバーは、独特の風味や臭みがありますが、コクや旨味があります。牛レバーは、濃厚な味わいが楽しめます。

それぞれの特徴を活かして、バランスよく食事に取り入れましょう。

まとめ

レバーは、動物の肝臓のことで、さまざまな栄養素が豊富に含まれています。特に、以下の栄養素が豊富です。

  • 鉄分:赤血球のヘモグロビンに含まれ、全身に酸素を運ぶ重要な働きをする
  • ビタミンA:目の健康を保つ働きをする
  • ビタミンB12:赤血球の生成や神経機能の維持に必要な栄養素
  • 葉酸:胎児の正常な発育に欠かせない栄養素
  • 亜鉛:免疫力や代謝を高める働きをする

レバーを摂取することで、以下の健康効果が期待できます。

  • 貧血の予防・改善
  • 目の健康維持
  • 皮膚の健康維持
  • 免疫力の向上
  • 疲労回復

ただし、レバーは高カロリー・高脂肪の食品なので、食べ過ぎには注意が必要です。また、レバーには、ビタミンAの過剰摂取による中毒のリスクもあります。レバーを摂取する際は、1週間に2回程度に抑え、1回の摂取量は目安量を守るようにしましょう。

レバーは、さまざまな栄養素が豊富に含まれている健康食材です。新鮮なものを選んで、美味しく、健康的に食べましょう。

ABOUT US
ちゃんなそ
大学では農学を専攻。食の「健康」や「栄養」について勉強しながら働く会社員です。手軽に効率的に栄養を摂取、健康につながるように、食材を購入、料理しています。 このサイトでは、皆様がいきいきとした毎日を過ごすための食に関する情報を発信しています。日々の食事で、身体も心も生活習慣も変わりますよ☆